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物忘れ・認知症
物忘れ
認知症が広く知られるようになり、もの忘れを感じると「病気では?」と心配される方も多くなりました。
もの忘れは年齢を重ねることで起きる現象です。
では、どの程度であれば病気になるのかというと、専用のテストを用いて検査を進めていきます。
テストの例
- お年はいくつですか?(2年までの誤差は正解)
- 今日は何年の何月何日ですか?何曜日ですか?(年、月、日、曜日が正解でそれぞれ1点ずつ)
- 私がこれから言う数字を逆から言ってください。
(6-8-2、3-5-2-9を逆に言ってもらう。3桁の逆唱に失敗したら打ち切る)
こうした簡単な質問であってもほとんど答えられないという場合、認知症の疑いがあります。
また知能レベルに異常がなくても、意識障害がみられる場合認知症と間違われることがあり、先ほどのテストと同様に、ごく簡単な質問に答えられないことがあります。
こうした場合は原因となる病気の治療を行うことにより改善していきます。