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むずむず脚症候群
症状
- 足がむずむずする
- 足を動かしたくなる
- ちくちくする
- いらいらする
- だるい
- 虫が這うような感じ
- 足をたたきたくなる
- 痙攣する
- 痛い など
むずむず脚症候群と治療
むずむず脚症候群は、「レストレスレッグス症候群(restless legs syndrome:RLS)」「下肢静止不能症候群」とも呼ばれ、主に下肢に不快な感覚が現れる病気です。夜眠ろうした時や、新幹線や飛行機などで座っている時間が長い時に症状が現れるものの、足を動かすと和らぐのが特徴です。
原因ははっきりとは分かっていませんが、鉄欠乏性貧血、糖尿病、透析(末期腎不全)、パーキンソン病、リウマチといった、他の病気や、妊娠などが原因で起こると考えられています。診断は主に問診で行いますが、他の病気でないことを確認するために、血液検査などを行うこともあります。
治療としては、お薬を使う療法と使わない療法があります。症状が重い患者さんには、ドパミンの作用を補うお薬や、神経の興奮を抑えるお薬を使用します。症状が軽い患者さんには生活習慣の改善指導を行っています。鉄分の欠乏が確認できる場合には、鉄分の多い食事を心がけ、カフェインを含んだ飲料、アルコール、喫煙など、症状を悪化させるものは控えていただきます。その他、適度な運動やシャワーなども症状緩和に役立つことがあるのでおすすめしています。